麻婆豆腐といえば…“中華の鉄人”陳建一さん死去 伝え続けた“料理の楽しさ”(2023年3月14日)

麻婆豆腐といえば…“中華の鉄人”陳建一さん死去 伝え続けた“料理の楽しさ”(2023年3月14日)

麻婆豆腐といえば…“中華の鉄人”陳建一さん死去 伝え続けた“料理の楽しさ”(2023年3月14日)

“中華の鉄人”として一世を風靡した陳建一さんが11日、間質性肺炎のため亡くなっていたことがわかりました。67歳でした。

彼がいなければ、麻婆豆腐が日本でここまで広まることはなかったかもしれません。父親は「日本における四川料理の父」と呼ばれた建民さんです。

陳建一さん(当時59):「私の父は、弟子にはすごく厳しかったけど、私に対してはチョコレート、ハチミツ、甘い。一挙一動をみて、いつのタイミングで入れたかを見ている。そこにレシピが付いてくるわけ。レシピが先じゃない。色とか音とかタイミング。これがすごく大事。料理というのは、料理って、そういうことなんですよ。感性の世界」

対決番組に出演し、“中華の鉄人”としてお茶の間に知られるようになった陳さん。

“和の鉄人”道場六三郎さん(92):「ギリギリまでゴルフをやってましたからね、あの人は1カ月25日やりますからね。彼は元気だったからね。まぁ、ああいう調子ですから、びっくりして」
『料理の鉄人』司会・鹿賀丈史さん(72):「率直な表情は、おつくりになる四川料理のように、時にピリッと辛く、時には、その裏をかくような穏やかさで魅了なさっていました」

陳さんの息子・建太郎さんも中華料理の道を歩む陳一家のモットーは『低賞感微』です。
陳建一さん(当時63):「威張るなってことですね。あとは感謝を忘れちゃいけない。“微”は笑顔でいましょうと」

「料理は楽しい」と伝え続けた生涯でした。
陳建一さん(当時57):「苦しく作るよりは笑顔で、楽しく作ったほうが、いいもんができるんじゃないかなって。指導なんてさ、そんな格好いいこと言えないよ。こうやって料理作ってるんだよというのを見せて、それを感じてほしいなと。楽しい世界だからさ」
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