「みんなで力を集めれば必ずいい方向にいくと思うんで、とにかく一戦必勝」中村悠平(2023年3月13日)

「みんなで力を集めれば必ずいい方向にいくと思うんで、とにかく一戦必勝」中村悠平(2023年3月13日)

「みんなで力を集めれば必ずいい方向にいくと思うんで、とにかく一戦必勝」中村悠平(2023年3月13日)

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」は12日、オーストラリアと対戦し7-1で勝利しました。これで1次ラウンドを4戦全勝、1位通過を決め、16日[木]にイタリアと準々決勝を戦います。
試合後、中村悠平選手が報道陣の質問に答えました。

Q:初安打が出たが、あの瞬間はどうだったか
中村:嬉しかったです、普通に。WBC自体も初めてだったんで、まあ何とか今日1本ね、予選も最後の試合でしたし、自分自身も1本打って開幕したいなと思ってたので、それは良かったですね。

Q:次の打席では粘って逆方向に打ったが
中村:あれは追い込まれちゃったんで、なんとか食らいついていこうと思ってたんで、そしたらたまたま良い角度で逆方向に飛んでくれたんで、結果としてタイムリーとなってくれて良い追加点取れたんじゃないかと思います。

Q:9番で上位打線につながっていくが、自分の役割としてはどうか
中村:ああいうバントが僕に求められていることだと思いますし、今日は打てましたけど、バントであったりフォアボールであったり、なんとか後ろにつなぐっていうのはすごく大事だと思いますし、上位打線は非常に頼もしい上位打線なんで、僕ら下位8,9(番)がどんどん出塁していけば、必然と得点も上がっていくんじゃないかと思うんで、そういったところで何とかつなぎ役として徹したいなと思います。

Q:守りでは最初山本投手を引っ張ったが、どんなことを心がけたか
中村:ほんとすごい良い球を投げてくれてましたし、とにかくストライク先行できてくれて、オーストラリアも非常に振れてるところだったんですけど、そのなかでうまく、カーブであったり緩急もつけられましたし、ほんとに山本くんが良いリズムで投げてくれたと思います。

Q:試合前には何かコミュニケーションをとったか
中村:昨日の段階からある程度話してましたし、おれはインコースいくよと言ってましたし、あとカーブも使いたいねっていうところで、上手くカーブでアクセントつけてくれて他の球が非常に生きましたよね。それが非常に良かったんでね、やっぱりさすがだなっていう投球でした。

Q:2番手の高橋(奎二)投手はどうだったか
中村:点差もありましたし、彼らしいピッチングをどんどん心がけて投げさせてあげたいなっていうふうに思ってたんで、彼もやっぱり初めての国際舞台で初めての登板だったし、何とかお互いでリズム作ってあげたいなと思ってたんで、結果的に抑えられて良かったですね。

Q:チームヤクルトとして、山田選手や村上選手も打ったりと大活躍だが
中村:ヤクルトも代表してますし、ここに呼ばれた以上は日本のためにしっかりと頑張りたいなというふうには常々思ってるんで、結果として活躍できたことは嬉しいですね。

Q:準々決勝からは一発勝負になるが、どんな気持ちをもって臨むか
中村:一発勝負になってきて、負けたら終わりという非常にプレッシャーかかってきますけど、チームジャパンとしてみんなで力を集めれば、必ずいい方向に行くと思うんで、とにかく一戦必勝という形でやっていきたいなと思います。

Q:試合に出たり出なかったりすることで投手とじっくり話し合えることなどのメリットはどう感じるか
中村:なかなか組まない投手なんで、そういったところで詰めわせていくっていうのは非常に大事だなと。まあ僕はキャンプの時から言ってますけど、それがここの舞台でしっかりと発揮できるっていうところにつながってきてると思うんで、やっぱり宮崎の段階からコツコツとそういうのは積み重ねてきてくれて良かったなと思います。僕自身も練習試合とかで受けることもありましたけど、この本戦で力を発揮することが一番大事だと思ってたんで、僕は今回年上なんで、ある程度ピッチャーの方に自分から歩み寄っていって、おれはこうだよおれはこうだよっていう自分をまず知ってもらうっていうところから始めましたし、それだけじゃいけないんで向こうはどうですかっていう、一方通行にならないようにお互いの意見をすり合わせるところは良かったなと思います。

Q:リリーフ陣は誰と組むか分からないが、事前にコミュニケーションを取っている
中村:僕もまだ正直受けてない中継ぎのピッチャーもいますし、この前初戦に甲斐が受けたピッチャーはどうだったって僕も聞きますし、(甲斐)拓也に、まあそういったところで自分があそこの場に行ったときにすんなりとピッチャーの良さを出させてあげるっていうところが一番大事だと思うんで、そこは意識してあげて、やってあげたいなと思います。

Q:ストライクゾーンの違いはどう感じるか
中村:それはありますよ。見ててありますし、受けててもあるんですけど、こればっかりはしょうがないことなんで、僕自分が打席に立った時は、あ、ちょっとボールだなと思ったのをストライク取られても次すぐ切り替える、逆にキャッチャーとしては、自分である程度見切り発車しないことですよね、自分でストライクと決めつけてしまうと向こうのアンパイアもちょっとね、気持ち悪いと思われると思うので、なんとかこう自分で決めつけずに最後までやる、打席でもし取られたらとにかく切り替えることですね、次の一球に集中してやりたいなと、そういうふうに思います。

Q:全体的な(ストライクゾーンの)傾向は
中村:全体的にはどっちかというと高めを取るほうですよね、今回はね。低めはまああれですけど高めを取るんで、そこはちょっと日本と違ったところかなと思うんですけど、そこはしょうがないんでね、こればっかりは外国人の人がやってますし、それは切り替えることが大事だと思います。

Q:球種の多い投手を受ける時は、難しさと面白さはどうか
中村:どっちかって言えば難しさのほうが大きいですね。球種はたくさんあるんですけど150何キロの真っすぐも投げますからね。そういったところではなかなか難しいですけどね。ダルビッシュさんはおれは技巧派だからって言ってるんでちょっとなかなか難しいなと、154,3とか投げてて技巧派って言うんですからね、他のピッチャーもっと技巧派になっちゃうと思うんですけど、まあそこは割り切ってね、それこそダルビッシュさんがそういうふうに投げたいとおっしゃってるわけですから、僕はそれの何とかいいところを引き出してあげれるように、やってあげたいなと思います。

Q:今日は山本投手真っすぐが全体的にふけてる感じがあったが
中村:全体的に抜けたりしてたんですけど、そういったところでカーブのアクセントが効いてくれたなと思いますね。カーブでストライクゾーン来てくれたんで、そっから高めの真っすぐ使ったり、そっからの軌道変化フォーク使ったり、まあよかったと思いますけど。

Q:2回は真っすぐで押し切ったのは真っすぐを戻さなきゃという意識があったのか
中村:それもありますし、真っすぐで押し切れる球威は当然あるんで、それが最初はちょっと暴れ出したっていうところだったんですけど、1球受けてしっかり来てるなと思ったらもう1球続けたりっていうところで、バッターの反応見ながらですけど、そこは良かったかなと。

Q:左バッターに使ったのはカットボールか
中村:カットボールも使いましたしね、スライダーも1球レフトに打たれましたけど、使ったり、今日は全球種使えたんで良かったかなと思います。

Q:左にカットはプラン通り
中村:プラン通りですね。どんどん左を攻めていこう。突っ込んで、あのフォークを活かそうと。

Q:短期決戦では、良い球をどんどん使うのか、使える球を幅広く使うのか
中村:どうなんですかね、難しいですねそれは。基本的には軸となる球が必要だと思いますよ。山本君の場合は軸となる球色々あって、真っすぐとカーブとフォーク。そんなんすぐ楽になりますよ。中継ぎで言ったら、真っすぐと他の軸球となるのを見つけながらやりたいと思います。

イタリアとの対戦が決まった侍ジャパンの準々決勝は、16日[木]よる7時に試合開始です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事