「この震災の教訓を生かし、決して忘れないように」福島県で追悼式 出席した岸田総理は「処理水」について地元の理解を得ると強調|TBS NEWS DIG
震災、福島第一原発事故から12年。福島県でも鎮魂の祈りが捧げられました。
福島県内では、震災による死者は関連死を含めて3935人、今も224人の行方が分かっていません。浪江町の霊園では、けさ早くから震災で亡くなった人を思い、線香や花をたむける人の姿がみられました。
親戚を亡くした女性
「昔の素敵な町になっていくことを望んでお祈りしていました」
福島県主催の追悼式は岸田総理が参列して行われ、津波で両親を亡くした遺族の男性が、追悼のことばを述べました。
遺族代表 両親を亡くした宮口公一さん
「とても悔しく残念。その気持ちは12年たった今でも全く変わっていない。この震災の教訓を生かし、決して忘れないようにしていかなければならない」
終了後、岸田総理は海への放出時期が迫る福島第一原発の処理水について、地元の理解を得ることを強調しました。
岸田総理
「漁業者をはじめ地元の方々の懸念に耳を傾け、政府をあげて丁寧な説明と意見交換を重ねてまいります」
原発周辺にある「帰還困難区域」では避難指示が一部で解除されましたが、今も2万7000人あまりが県内外に避難していて、課題は山積しています。
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