「がん新薬」うたい無登録で未公開株販売の疑い “治療水”摘発逃れで無料配布か(2023年3月10日)

「がん新薬」うたい無登録で未公開株販売の疑い “治療水”摘発逃れで無料配布か(2023年3月10日)

「がん新薬」うたい無登録で未公開株販売の疑い “治療水”摘発逃れで無料配布か(2023年3月10日)

 がんの治療薬開発をうたい、違法に未公開株を売ったなどとして健康食品販売会社の社長らが逮捕された事件で、摘発を逃れるために治療薬と称した飲料水を無料で配っていたことが分かりました。

 「ウィンメディックス」の社長・白木茂容疑者(45)ら2人は、無登録で自社の未公開株を販売した疑いなどが持たれています。

 その後の捜査関係者への取材で、2人が「飲めばがんに効果がある」とうたった飲料水を無料で株主に配布していたことが分かりました。

 販売は違法と認識し、摘発を逃れるためとみられています。

 株主:「これを飲んでいたらがんを撲滅、がんをやっつけることができる。体験してもらいたいということで無料で送ってきた」

 被害額は80億円以上とみられ、警視庁が実態を調べています。
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