“脱マスク”向け…“歯のホワイトニング”急増 「マスク取る時きれいな歯でいたい」(2023年3月6日)

“脱マスク”向け…“歯のホワイトニング”急増 「マスク取る時きれいな歯でいたい」(2023年3月6日)

“脱マスク”向け…“歯のホワイトニング”急増 「マスク取る時きれいな歯でいたい」(2023年3月6日)

 13日には、マスク着用ルールが「個人の判断」になります。マスクを外すかどうか、人によって判断が分かれるなか、歯のホワイトニング予約が急増しています。

■企業の対応も様々…デパート“従業員は着用”

 花見客:「とってもきれいです、来て良かったです」「幸せな気分になれました」

 東京・上野の“早咲きサクラ”に集まった多くの人々。マスク着用が「個人の判断」に委ねられ、今年は“脱マスク”の花見となるのでしょうか?

 親子:「人混みの多い所は、気になるところがあるので。着けていると思います」

 親子:「たまに忘れて、コンビニとか入っちゃう時に、結局取りに戻らなくちゃならない。そういうのが面倒くさいというか、取りたい」「お父さんなのに、面倒くさいなんて」

 企業の対応も様々です。

 日本バス協会はコロナ対策を見直し、13日から従業員と乗客へのマスク着用の呼び掛けを取りやめます。大手百貨店の一部は、客にマスク着用を求めませんが、従業員の着用は継続して行います。

■“歯のホワイトニング”急増「客は急ピッチで」

 そんななか、脱マスクに向けて人気なのが…。

 スタッフ:「きょう、最初こんな感じで、今こんな感じ」
 客:「全然違う」

 都内にある歯を白くするホワイトニングサロン。2月後半以降、申し込みが急増しています。

 ライトビューティー錦糸町・原逸郎さん:「ご来店頂いているお客様多いです。マスク生活していたから、いいかなというのが、そろそろ外す機会増えてきたので」

 印象がガラリと変わるホワイトニング。5日もサロンを訪れる人がいました。

 きのう2回目 客:「もともと、歯は白くしておきたいというのがあって。そういう意識はあったんですけど、マスク生活になって、気持ちがちょっとゆるくなっちゃった。マスクを取った時に、やっぱりきれいな歯でいたいなって思って。ちょっともう行かなきゃと思って」

 原さん:「今まで来ていた会員さんとかも、この3月に向けて、今までさぼっちゃったから、急ピッチで来ているみたいな、そういう方も多いです」

■神奈川県内では…スギ花粉飛散「26年で最高の値」

 一方、マスクをどうしても外せないという人もいます。

 70代:「1時間、最低1回は鼻をかんだり、目がかゆいので」

 20代:「花粉症気味ではあるので。その点、安心するので。着けたままにします」

 今年は“10年に一度レベル”の大量飛散と言われていますが、今週は飛散のピークを迎えています。花粉計測の最前線を取材しました。

 神奈川県自然環境保全センター・齋藤央嗣主任研究員:「ここからちょうど見えるスギ林です。今、黄色く見えるのが、スギの雄花」「(Q.今年の花粉はどうなんですか?)県内の調査では、過去26年間で最高の値が出ていまして、非常に花粉が飛ぶというのが予測されています」

 神奈川県厚木市にあるスギ林では、計測器が設置され、一日ごとの花粉の飛散量が調べられています。

 齋藤主任研究員:「(Q.こちらで?)そうです。今、上に見えているの、これはスギの花粉です」「(Q.これでどうやって計測する?)雨が当たると花粉はわれちゃう。カウントができないので、これは屋根で。この下のスライドガラスが」「(Q.このガラスが?)これに付着した花粉の量を数えています」

■計測員も驚きの結果「非常に多いどころではない」

 まずは、屋外に24時間置かれたスライドガラスを回収します。

 染色液で紫に色付けされた花粉を顕微鏡で数えていきます。この丸い物体が「スギ花粉」です。

 齋藤主任研究員:「(Q.カチカチとずっと鳴っていますが?)1個が花粉の数ですので」

 計測はなんと手作業。スギやヒノキなど花粉の種類ごとに手間をかけて数えます。目の疲れがピークに達する1時間後…。

 齋藤主任研究員:「(Q.先ほど回収したものは、どれくらい花粉が?)今、カウントが終わりまして、8905個」

 カバーガラス(18ミリ四方)の面積分に付着していたスギ花粉は8905個。1平方センチメートルあたり2748個となります。去年の飛散量と比べてみると、およそ12倍と桁違い。驚きの結果となりました。

 齋藤央嗣主任研究員:「天気予報できょうの『花粉が(非常に)多い』とされる目安が(1平方センチメートル)50個。2800いってますので、非常に多いどころじゃないですね。今シーズンは、とにかく花粉が多いですね」

■家電「売り場1.5倍に」 今春の販売戦略“花粉”

 これでは、マスクを手放せない人も多いはず。“猛烈な花粉”に、家電量販店では“ある変化”がありました。

 家電コンシェルジェ・勝田泰幸さん:「こちらが今年の最新花粉対策コーナーになります。昨年と比べましても、大体1.5倍の大きさで売り場を展開しております」

 空気清浄機や衣類乾燥機など、花粉対策に有効な家電を並べて、売り場を拡大。今年の春の販売戦略は「花粉」。店内のポップ広告でも、花粉対策を全面に押し出していました。

 勝田さん:「昨年は除菌ですね。こちらの対ウイルスとか除菌というところに一番の目的があって、ついでに花粉とか加湿とかだったんですけども。今年に関しては、やはりその花粉が一番」

(「グッド!モーニング」2023年3月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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