宮台真司さん襲撃事件 死亡した41歳男を殺人未遂容疑で書類送検へ 警視庁(2023年3月9日)
東京都立大学教授の宮台真司さんが襲撃された事件で警視庁が9日にも、死亡した41歳の男を殺人未遂容疑で書類送検する方針を固めたことが分かりました。
去年11月29日、東京・八王子市の東京都立大学で社会学者の宮台真司さん(64)が男に刃物で襲撃され、重傷を負いました。
警視庁は男を公開手配して行方を追っていましたが、男は事件の約2週間後に自宅で死亡していました。
死亡していたのは倉光実容疑者で、その後の捜査関係者への取材で警視庁が9日にも倉光容疑者を殺人未遂容疑で書類送検する方針を固めたことが分かりました。
現場近くに捨てられたペットボトルに付着していたDNA型が倉光容疑者のものと一致したことや防犯カメラ映像の鑑定などの総合的な捜査で特定したということです。
また、倉光容疑者は事件の1カ月以上前から複数回にわたって大学や宮台さんの自宅周辺に行っていて、下見をして犯行の機会をうかがっていたとみられています。
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