柏崎刈羽原発「改善は不十分」(2023年3月8日)

柏崎刈羽原発「改善は不十分」(2023年3月8日)

柏崎刈羽原発「改善は不十分」(2023年3月8日)

 新潟県の柏崎刈羽原発で核セキュリティー上の違反が相次いだ問題で、原子力規制委員会は東京電力の改善が不十分として、追加検査を継続する方針を確認しました。

 山中伸介委員長:「(核セキュリティー担当の)人数を増やしただけではだめで、核物質防護に関する能力の向上をきちっとしていただけなければ(改善は)かなり厳しい状況だなあと」

 柏崎刈羽原発を巡っては、侵入者を検知する設備が故障していたにもかかわらず東電が事実上、放置するなどの不備が相次ぎ、規制委から2021年4月に事実上の運転禁止命令を出されています。

 定例会では東電に課した27の改善項目のうち、6項目で改善が不十分で、検査を継続する方針を確認しました。

 原子力規制庁が5月中にも取りまとめる報告書をもとに改めて議論しますが、運転禁止命令が継続される可能性もあります。
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