浅草寺・伝法院通り商店街を区が提訴 「不法占有」立ち退き求める
東京・台東区の浅草寺近くの区道で40年以上営業している商店街に対し、区が立ち退きを求め提訴しました。
浅草寺近くの「伝法院通り」で32店舗が加盟する「商栄会」をめぐっては、台東区が2014年、「区道に許可なく建てられ不法占有にあたる」として、撤去に向けた協議が行われてきました。しかし、協議が不調だったとして区は「商栄会」に対し、立ち退きや道路の使用料にあたる「占用料」の支払いを求め、きのう、東京地裁に提訴しました。
商栄会 西林宏章会長
「本当にびっくりしましたよ。死ねって言ってることと同じですよ」
「商栄会」側は、「当時の区長が口頭で建設を認めた」と主張。一方の服部台東区長は、「苦渋の決断で、この度提訴した」とコメントしています。(17日04:00)
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