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被災地 宮城・石巻で「命の大切さ」伝える ウクライナ人女性ボランティアの想い【つなぐ、つながる】|TBS NEWS DIG
東日本大震災が起きてまもなく12年。今年も、被災地の今を見つめる「つなぐ、つながる」プロジェクトを展開します。今回、取材したのは、戦火を逃れ、被災地でボランティアを行うウクライナ人女性。彼女が被災者と共有したい想いとは。
宮城県石巻市。門脇小学校は12年前の東日本大震災で津波と火災に襲われました。当時、学校にいた児童は全員避難して無事でしたが、校舎は激しく損傷し、その凄まじさを物語っています。
イリナ・ホンチャロヴァさん(63)。去年4月、ウクライナから、石巻に住む息子夫婦を頼って、母親(87)と共に避難してきました。震災遺構となったこの場所で月に2回、全国から訪れる来館者に命の大切さを伝える講話ボランティアを行っています。
イリナさん
「イリナです。ウクライナから来ました。故郷のチェルニヒウでは、38日間、水や暖房、電気なしで過ごしました。私たちの命は唯一無二のものです」
講話の後には質問に答えたり、ウクライナ語で歌を披露したりするなど、参加者と交流も行われました。
石巻市内在住の参加者
「津波体験と、今の戦争と、すごく共通している部分。どうしようもない渦の中にいるような感じ。私達にできることは何かなということを改めて感じさせられた」
石巻に避難してまもなく1年。来日直後は「自分だけが安全な場所にいる」という罪悪感から、ほとんど外に出られなかったといいます。そんなイリナさんを救ったのは、地元の人たちからの励ましの言葉でした。
イリナさん
「(石巻の人々が)愛情を込めて作ってくれた絵や折り紙をもらうと、いつも泣いてしまいます。『日本はウクライナと共にある』これが一番のお気に入りです」
ウクライナでは25年間、小学校の教師だったイリナさん。被災した門脇小学校を初めて見たとき、戦争で建物が壊された故郷の風景と重なり、涙が止まらなかったといいます。
イリナさんは、被災地だからこそ共有できる想いがあると話します。
イリナさん
「石巻の人々も津波という大きな悲劇を経験しているので、私の話をより理解してくれると思います。青空の下で安全で平和に暮らせるのは素晴らしいことなのだと伝えたいです」
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