日米豪印外相会合が共同声明「核の使用や威嚇許さず」(2023年3月3日)
日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国の枠組み「クアッド」の外相が会談し、ウクライナ情勢を巡って「核兵器の使用や威嚇は許されない」と明記した共同声明を発表しました。
林外務大臣:「ウクライナの包括的で公正かつ恒久的な平和の必要性、ルールに基づく国際秩序は主権や領土一体性等を尊重しなければならないことを確認することができた」
会談では、力による一方的な現状変更を許さない国際原則の重要性を確認しました。
ただ、共同声明ではウクライナへの侵攻を続けるロシアを名指しした非難はせず、ロシアと友好関係を維持するインドに配慮した格好です。
また、海洋進出を強める中国を念頭にインド太平洋地域で現状変更や緊張を高めようとする一方的な行動に対して「強く反対する」と明記し、「自由で開かれたインド太平洋」に向けた4カ国の連携強化を確認しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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