【独自】「ルフィ」組織の詳細明らかに グループ“3つ”60人以上…未摘発者も複数(2023年3月2日)
渡邉優樹容疑者をトップとする特殊詐欺グループをめぐり、50代の男が逮捕されていたことが分かりました。
西尾嘉之容疑者(59)は先月上旬、フィリピン・マニラにある警察の施設に入る手続きで、盗難車に乗っていることが判明し、その場で逮捕されました。
なぜ自ら、警察の施設にやって来たのかは分かっていません。
ただ、警察施設のなかにあるビクタン収容所は、渡邉容疑者ら4人が収容されていました。
西尾容疑者の逮捕されたのは、4人が強制送還される前で、まだ収容所にいた時期です。
4人のうちの誰かと面会するつもりだった可能性もあります。
捜査関係者によりますと、西尾容疑者は、フィリピンを拠点とした特殊詐欺グループのかけ子だったとみられ、警視庁が窃盗容疑で逮捕状を取っていました。
フィリピンの入管関係者によりますと、すでに日本に強制送還する手続きが進められているといいます。
そして、渡邉容疑者らの特殊詐欺グループをめぐっては、もう1人。かけ子とみられる寺島春奈容疑者(27)が、フィリピン滞在の延長手続きをしていたところ、入管当局に拘束されたことが分かりました。
さらに関係者への取材を進めたところ、その特殊詐欺グループの構造も明らかになってきました。
トップの渡邉容疑者を支える筆頭幹部が小島智信容疑者で、複数いる幹部の1人が藤田聖也容疑者とみられます。
グループは大きく分けて3つ。『金を運ぶ役』『受け子』、そして『かけ子』です。
かけ子グループは、フィリピンと日本に複数あります。
今村容疑者は、フィリピン側の1つのリーダーだったといいます。
フィリピンのかけ子は60人以上いて、20~30代が中心ですが、50代の女もいるとみられています。
フィリピンには、まだ摘発されていないメンバーが複数いるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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