桜だ!花見だ!全国的に「春本番」のポカポカ陽気 水戸は気温差19℃(2023年2月28日)
4月中旬並みとなる20.4℃となった都内では、東京タワーをバックに半袖姿で花見を楽しむ人の姿が見られました。さらに札幌では「54年ぶり」となる2月で10℃以上を記録するなど、早くも全国的に「春本番の陽気」となりました。
19.4℃。2月の東京都心で半袖です。28日は全国的にポカポカ陽気となり、関東では東京の練馬やさいたま、所沢で20℃に到達。
28日の天気で特徴的だったのは、その気温差。水戸は28日朝マイナス1.1℃と氷点下でしたが、その後18.5℃まで気温が上昇。
北の国では、とうとう雪が…。27日は最低気温マイナス8.1℃を観測していた札幌も28日は11.2℃。2月に10℃を超えるのは54年ぶりです。
今月10日には雪景色だった東京・杉並区の善福寺公園。28日に撮影された映像を見ると景色は一変しています。白い梅が咲き、春の景色になっていました。
横浜市内の植物園。午前中、桃の花は咲いていませんでしたが、午後になってもう一度、見に行くと…。28日は横浜でも18.0℃を超え、4月並みの陽気となっていました。
園内でカメラ講座を担当・大河原雅彦さん:「紅梅も良いですね。空の中でピンク色が際立っています」
園内でカメラ講座を担当している大河原さん。花の撮り方をレクチャーしてくれました。
園内でカメラ講座を担当・大河原雅彦さん:「一般の人たちは逆行を避けがち。(光が)葉を通してすごくキレイ」
おすすめは、順光ではなくレンズに向かって太陽の光が差し込む逆光。
園内でカメラ講座を担当・大河原雅彦さん:「向こうから見ないで、こっちの方がキレイでしょう」
女性:「かわいくきれいに撮れたので、ありがたかったです」
さらに園内ではあの桜が…。
女性:「いつも見ている桜…。ソメイヨシノかな」
いいえ、違います。ソメイヨシノのそっくりさんです。
横浜イングリッシュガーデン・黒田智史さん:「ソメイヨシノの種から早咲きの個体を選抜した個体。ソメイヨシノの子ども」
名前は玉縄桜(タマナワザクラ)。神奈川生まれの桜です。ソメイヨシノの中でも早咲きの木を選抜し育成した品種です。
横浜イングリッシュガーデン・黒田智史さん:「お母さんはソメイヨシノ。お父さんは虫が運んできた花粉なので分かっていない」
母親のソメイヨシノは3月下旬ごろに見ごろになりますが、子どもの玉縄桜は今が満開です。少しせっかちな子どものようです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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