「地獄なんて生易しいものではない」漫画「はだしのゲン」の原型となった作者の“凄惨な体験”…中沢啓治の自伝「おれは見た」を巡る

「地獄なんて生易しいものではない」漫画「はだしのゲン」の原型となった作者の“凄惨な体験”…中沢啓治の自伝「おれは見た」を巡る

「地獄なんて生易しいものではない」漫画「はだしのゲン」の原型となった作者の“凄惨な体験”…中沢啓治の自伝「おれは見た」を巡る

世界中で読み継がれる漫画「はだしのゲン」。

広島市教育委員会が平和教育のための教材の中で使ってきましたが
掲載をとりやめる方針を出したことに、被爆者でつくる団体をはじめ、撤回を求める声が相次いでいます。

作者・中沢啓治さんは6歳の時、爆心地からわずか1.2キロ地点で
被爆しました。実はその自伝を、「おれは見た」という短編に残しています。

そこで描かれる中沢少年の凄惨な体験は後に「はだしのゲン」として描かれました。

中沢さんは語りました。
「ゲンは私そのものなんです」

ゲン=中沢少年が、「死ぬまで伝える」と決意した「地獄なんて生易しいものではない」光景、そしてあり得ない母親の死とはどれ程の出来事だったのか。

「はだしのゲン」の原型である「おれは見た」をベースに番組で中沢さんが伝えたメッセージは何だったか。

TBS「筑紫哲也NEWS23」が2004年に放送した
生前の中沢さんの訴えと願いを今一度皆さんと共有したいと思います。

2004年8月6日OA
取材・撮影・構成 TBS報道局解説委員 豊島歩

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