【速報】5月の完全失業率は2.6％と4か月ぶり悪化、有効求人倍率は5か月連続上昇

【速報】5月の完全失業率は2.6％と4か月ぶり悪化、有効求人倍率は5か月連続上昇｜TBS NEWS DIG

総務省がきょう発表した労働力調査によりますと、全国の5月の完全失業率は、前の月と比べて0.1ポイント上昇し、2.6%でした。今年1月以来、4か月ぶりの悪化となります。

完全失業者数は前の年の同じ月に比べ22万人減少して191万人と、11か月連続の減少となりました。

一方、厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し何人分の求人があるかを示す、今年5月の有効求人倍率は「1.24倍」でした。5か月連続の上昇です。

企業からの新規求人は去年5月と比べ17.2%増えていて、特に、コロナの感染者の数が落ち着いた影響などから「宿泊業、飲食サービス業」では人手を増やす動きが活発となり、54.3%の増加となりました。

ただ、厚労省は「雇用の状況はまだコロナ前の水準に戻りきってはおらず、今後の状況に注視が必要」としています。

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