騎馬民族の伝統競技「コクボル」 キルギスで5000人が集まり大会(2023年2月26日)
中央アジアの国・キルギスで、騎馬民族の文化を現代に伝えるスポーツ「コクボル」の大会が開かれました。優勝賞品の種馬を目指して、熱い闘いを繰り広げました。
キルギスの首都ビシケク近郊で25日、人気スポーツ「コクボル」の大会が開催され、およそ5000人の騎手が集まりました。
「蒼き狼」という意味を持つ「コクボル」の歴史は古く、チンギス・ハーンの時代までさかのぼるといわれています。
フィールドの真ん中に置かれたヤギの死体を奪い、「正義の輪」と呼ばれるゴールにヤギを落として、得点を競います。
優勝者には種馬やラクダ、車などが贈られるとあって、参加者らは馬にムチを打ち、時にはライバルを馬から突き落として、白熱した闘いぶりをみせました。
遠く南部の村からはるばる観戦に訪れたカレン・オロスバエフさんは、「将来、オリンピック競技に採用されると思う」と真剣な表情で話していました。
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