“バランスボール”が役所で流行? 椅子代わりで“運動不足解消”「体幹が…」(2023年2月22日)
市役所でデスクに向かい仕事をする職員。座っているのは、なんと椅子ではなくバランスボールです!
埼玉県ふじみ野市役所では、希望する職員の椅子をバランスボールにする取り組みを試験的に実施。目的は健康づくりや運動不足解消で、来月までに本格導入するか決める予定です。
実際に使ってみて役立っているのでしょうか?9カ月間、バランスボールを使用している職員はこのように話します。
職員40代 9カ月間使用:「丸いものに座っているので、自然と背筋が伸びて腰や肩が本来あるべきところで座って(仕事を)やれるところが良い」
職員30代 半年間使用:「常に腹筋を意識して座るような形になるので、それできっと体幹が鍛えられて、ちょっとは楽になったかなと思う」
すでに本格導入している和歌山県田辺市では、市職員共済会が実際にバランスボールを使用している32人にアンケートを実施。そのうち、半数以上の19人が姿勢改善や体幹強化などにつながったと回答しています。
■デスクワークで「腰や足が痛む」 自治体で広がり見せる
導入の背景には、“役所”の仕事に特有の悩みがあるようです。
職員40代 9カ月間使用:「デスクワークが多く、座っている時間が長いので、腰とか足が痛むということが多い。使い続けたいと思っています」
市民からはこのような質問があるそうです。
職員30代 半年間使用:「『実際に座ってみて本当に健康になったの?』とか聞かれる方は結構いますね」
他にも、茨城県つくばみらい市や岐阜県白川町などでも試験導入されていて、このバランスボールを椅子代わりに使用する自治体は広がりを見せています。
(「グッド!モーニング」2023年2月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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