凍死中学生“いじめ”訴えSNSに投稿 「辛いのかも分かりません」悲痛の叫び届かず(2022年2月2日)
去年3月、北海道旭川市で女子中学生が凍死した状態で見つかった問題です。女子中学生がSNSに「いじめを受けていた」などと投稿していたことが分かりました。
広瀬爽彩さんのツイッターから:「先輩たちにおごるお金は塾に行った際のご飯と飲み物代などだったので自分用は買えませんでした」
これはSNS上に残されていた、広瀬爽彩さんの「言葉」です。広瀬さんは去年3月、旭川市の公園で凍死した状態で見つかり、現在、市の教育委員会の第三者委員会でいじめの有無などの調査が行われています。
投稿はおととし5月。爽彩さんは匿名のアカウントで投稿しています。
広瀬爽彩さんのツイッターから:「写真や動画も要求されることもありました。何が何だか分かりませんでした」
ネット上で悩みを打ち明ける音声も残されています。
ネット上でいじめを相談する爽彩さんの音声:「いじめを受けていたんですけど、そのいじめの内容が結構きつくて」
映っている男性はインターネットライブの配信者。声は爽彩さんです。
ネット上でいじめを相談する爽彩さんの音声:「先輩にいろんなものをおごったり、変態チックなこともされて、学校側もいじめを隠蔽しようとして」
当時の校長は・・・。
当時の校長:「(いじめが)なかったとは言っていない。それについては経緯がある」
また、SNSには自殺を図った時の気持ちも記されています。
広瀬爽彩さんのツイッターから:「先輩が『死にたくもないのに死ぬとか言うんじゃねえよ。』と言いました。その時、私はもう死にたくて死にたくて仕方がなかったのに。その時、川の近い公園だっために私は川に入りました。その時に学校に電話して迷惑掛けてごめんなさいと言いました」
先輩や同級生10人以上の目の前で川に飛び込んだ爽彩さん。転校するもうまくいかず、去年3月に亡くなりました。
SNS上に残る娘の悲痛な声。母親は「どんないじめを受け、どれほど深く傷つき、悩み苦しんでいたのか。このツイッターにはその時の思いが残されたままです」とコメントしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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