【突風被害の瞬間】ヨット世界大会が大混乱“帆”暴走 ゲリラ雷雨も(2023年2月20日)

【突風被害の瞬間】ヨット世界大会が大混乱“帆”暴走 ゲリラ雷雨も(2023年2月20日)

【突風被害の瞬間】ヨット世界大会が大混乱“帆”暴走 ゲリラ雷雨も(2023年2月20日)

 オーストラリアで行われたヨットの世界大会でトラブルです。カメラは現場に吹き荒れた突風で巨大な帆がテントなどを次々なぎ倒していく瞬間を捉えていました。

 コントロールを失ったヨットの巨大なセール。暴走し、建物の屋根を押しつぶしていきます。ヨットの世界大会が行われている会場は大パニックとなりました。

 ヨット大会のCEO(最高経営責任者):「ハリケーンに匹敵する突風だ」

 場所は真夏のオーストラリア・シドニー。ヨットの国別対抗戦「セールグランプリ」が行われています。そのヨット、約25メートルの巨大なセールが暴走。カメラが捉えた突風の瞬間。その時、一体何が…。

 午後6時ごろ、青空が一転。突然、黒い雲に覆われます。風が強まり、異変に気付きだす人々。別角度からの映像には緑色のセールがオーストラリア、白と赤のセールがカナダチーム。オーストラリアチームは何とか帆を降ろして移動させますが、カナダチームのスタッフが必死で飛ばされないよう抑えています。

 さらに強い風が襲い、スタッフたちの手から離れてつなぎとめてるいるのはロープのみ。ロープを手繰り寄せますが、風はさらに勢いを増していき、セールをつなぐロープが離れてコントロールを失います。慌てて逃げ出すスタッフたち。さらに風にあおられ、テントの屋根も吹き飛びます。予測できない動きに会場はパニック状態に…。

 ハリケーン並みの突風が襲い、巨大セールが木の葉のように漂います。時間は18日午後6時ごろ、ヨットの世界大会初日を終えたばかりの会場は大混乱に。今、夏真っ盛りのシドニー。この時期は夕方になるとゲリラ雷雨が発生するなど大気が不安定な状態になることも。当時の雨雲の動きを見ると、短時間ながら帯状の雲がシドニー上空を通過していました。

 会場のテントは大破したものの。大きなけがをした人はいなかったといいます。
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