ひき逃げ2人殺害 一審の“死刑判決”破棄し…“無期懲役”言い渡す「不合理な判断」(2023年2月17日)

ひき逃げ2人殺害 一審の“死刑判決”破棄し…“無期懲役”言い渡す「不合理な判断」(2023年2月17日)

ひき逃げ2人殺害 一審の“死刑判決”破棄し…“無期懲役”言い渡す「不合理な判断」(2023年2月17日)

 住所不定・無職の盛藤吉高被告(53)は2020年5月、福島県三春町で清掃作業中だった男女2人を、わざとはねて殺害したとして、一審の裁判員裁判では、死刑判決を言い渡されました。

 盛藤被告はこの判決を不服として控訴し、「殺意はなかった」などと主張してきました。そして、16日の仙台高裁の判決では…。

 仙台高裁・深沢茂之裁判長:「生命軽視の態度、姿勢がはなはだしく顕著であるとまではいえず、これまで死刑に処せられた事案に匹敵するとまではいえない」

 深沢裁判長は、一審の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡しました。

 また、一審の判決については、こう指摘しました。

 深沢裁判長:「極刑がやむを得ないとまでは言えず、不合理な判断をしたものと言わざるを得ない」

(「グッド!モーニング」2023年2月17日放送分より)
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