冬の絶景が復活“特別な青い川”に外国人は驚き 今だけの光景も(2023年2月14日)

冬の絶景が復活“特別な青い川”に外国人は驚き 今だけの光景も(2023年2月14日)

冬の絶景が復活“特別な青い川”に外国人は驚き 今だけの光景も(2023年2月14日)

 再び、強烈な寒気が列島に襲来し、全国的に寒さが強まっています。

 厳しい寒さが続く北海道では、極寒の時期にしか見られない「ある絶景」を求めて外国人観光客が押し寄せています。

 外国人観光客:「(Q.どこから来た?)韓国」

 外国人客の目当ては橋から一望できる、幻想的な白銀の世界。そして、コバルトブルーの川。美瑛川に流れ込む「白ひげの滝」です。最低気温マイナス15.6℃と、厳しい冷え込みとなった美瑛町。滝の周りには、大きな氷の柱が。最も冷え込むこの時期には、長さ20メートルまで大きくなります。北欧フィンランドなど極寒の地域から来日した留学生たちは、北海道の冬の絶景に感激。

 フィンランドからの留学生(22):「とても美しい。山や川があって。この場所の方がフィンランドより雪が多い。山は大きく谷が深い。泳ぎに行きたい」
 フィンランドからの留学生(26):「フィンランドでは冬は川が凍って流れていない。流れる川と雪を同時に見られるのはとても珍しい。水が青いのもね」
 カナダからの留学生(23):「青い水ね、特別だわ」

 北国出身の外国人たちが目を奪われる「コバルトブルー」。アルミニウムを含む地下水が地層から流れ出て、川の水と混ざることで青く見えるといいます。

 14日朝は、冬ならではの神秘的な光景も。「川霧」です。冷たい空気が比較的、温かい川の水に触れることで発生する現象です。自然が織りなす光景をカメラに収めようと、この寒さのなか、朝から多くの人たちが訪れていました。

 15日は、断続的に雪が降る予報の北海道。秘境の絶景を巡る観光は、悪天候時には注意が必要です。

 北海道在住の写真家・Emi Kikuchiさんが撮影した映像。見事なまでに氷瀑した滝です。

 北海道在住の写真家・Emi Kikuchiさん:「雪が積もることによって、逆に行きやすくなる。滝も凍らないと、滝の裏に回って凍った滝を裏から見ることは(通常は)びしょ濡れになるので、冬ならでは。この時期だけの景色を見ることができる」

 ただ、雪山に慣れていないと危険もあり、特に天気が荒れる時は、注意を促しています。

 北海道在住の写真家・EmiKikuchiさん:「雪が降っていると視界も悪く、来ている人も少ないから、もし何かあった時、遭難や滑落事故で大変な目に遭うこともある。天候はちゃんと見て来た方が良い」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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