学校法人が『補助金約5億円』を過大受給…県と市に重複申請 県は処分を行わない方針(2023年2月13日)
兵庫県伊丹市の学校法人が、補助金などを7年にわたって過大請求し、約5億円を過大に受給していたことがわかりました。
県などによりますと、伊丹市の学校法人「西伊丹学園」は施設内に幼稚園と認定こども園を併設していて、法令上は別々にクラスを作る必要がありましたが、実際には幼稚園と認定こども園の児童が混在していました。
そして、園では7年にわたって同一の職員の人件費や補助金などを幼稚園を管轄する県と認定こども園を管轄する伊丹市に重複して申請し、約5億円を過大に受け取っていました。
法人は今年2月13日までに利息など加算金を含めた約6億円を全額返還したということです。
2021年12月、県に「先生が不足しているのではないか」と通報があり、その後の調査で発覚したということですが、職員の数や保育の内容には問題がなかったことなどから、県は処分を行わない方針です。
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