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【速報】SMBC日興証券に44億円余りの追徴金判決 相場操縦事件で東京地裁(2023年2月13日)
SMBC日興証券の元幹部らによる相場操縦事件で、東京地裁は、法人としてのSMBC日興証券に対し、追徴金44億7000万円余りと罰金7億円の判決を言い渡しました。
SMBC日興証券と元執行役員の杉野輝也被告(57)は、都内の大手自動車部品会社などの株について、相場操縦と呼ばれる不正な取引をした罪に問われています。
東京地裁は、13日の判決で法人としてのSMBC日興証券に対して、追徴金44億7000万円余りと罰金7億円、杉野被告に対して、懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡しました。
検察側は2022年12月の裁判で、「会社では違法行為に対する監視・審査機能は形骸化し、一連の犯行に対する監督過失の程度は重大である」と指摘し、SMBC日興証券に対して、追徴金44億円余りと罰金10億円、杉野被告に対して、懲役1年6カ月を求刑していました。
一方、法人の弁護側は追徴金について「今回の取引によって利益が出ていた6銘柄の利益相当額4700万円余りに限定されるべきである」と主張し、情状酌量を求めていました。
この事件を巡っては、在宅起訴された杉野被告の他にも、2022年3月に元副社長の佐藤俊弘被告(60)や専務執行役員のトレボー・ヒル被告(51)ら役職員5人が逮捕されていますが、5人の裁判日程は今も決まっていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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