雪で“路面凍結”…スリップ事故多発の関東 春本番の暖かさにいちご狩りも(2023年2月11日)
10日の雪の影響です。まとまった積雪を記録した関東の平野部では11日朝、路面の凍結による事故が相次ぎました。
大雪から一夜明け。東京・八王子駅前では、路面にうっすら張った氷。転倒に気を付けながら歩いていました。
開店2時間前から雪かきを始めている店もありました。
歩道で除雪作業をしていた男性は、自前の小さな車両でバス停1区間分を除雪したといいます。
車道側では、路面の凍結による事故が多発しました。日野市では事故の通報があり、JAF（日本自動車連盟）が出動。事故に遭った車両は…。
事故に遭った男性：「出勤途中に対向車線にバイクがいて、バイクが滑ってこけた。ゴミ収集車が止まっていればよかったが、凍っていたので。無理やり、それを抜こうとして滑ってゴミ収集車の後ろと衝突した」
JAF東京支部八王子基地・加藤克郎基地主任：「雪が溶けて流れ出ている水があすの朝、また凍る危険があるので注意した方がいいと思います」
こうしたスリップ事故は各地で…。まだ、周囲に雪が残る栃木県の国道沿い。11日未明から接触事故が多発していました。1台は中央分離帯まで乗り上げています。さらに乗用車前方が大きく破損しています。
スリップによる事故は各地で多発し、茨城県で118件、山梨県で39件。栃木県では182件に及びました。
都内では11日午前から気温がぐんぐん上昇。神奈川県小田原市では、行楽日和となりました。人が詰め掛けたのは、イチゴ狩りです。
来場者：「きのうは心配だったけど、暖かくなると思い、急きょ、予約した」「コート着てても次第に暑くなって脱いじゃいました」
AGRIWAYS・市川祐光代表：「これだけ天気が回復したので、通常の土日並みに来園いただいている」
関東などでは12日も春本番の温かさが続く見通しです。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
