あす 東京で“警報級”大雪も 23区でも積雪の恐れ 予報士「昼前から降り出しそう」(2023年2月9日)

あす 東京で“警報級”大雪も 23区でも積雪の恐れ 予報士「昼前から降り出しそう」(2023年2月9日)

あす 東京で“警報級”大雪も 23区でも積雪の恐れ 予報士「昼前から降り出しそう」(2023年2月9日)

 10日、東京で警報級の大雪となる恐れが出てきました。東京23区でも積雪となる可能性があり、路面凍結や交通機関の乱れに警戒が必要です。

■“警報級”大雪か「受験なので困る」

 8日午後2時ごろ、山梨県の富士急ハイランドで撮影された映像。バラバラと音を立ててアスファルトを打ち付けるのは「ひょう」です。

 8日、東日本では上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定に…。一部の地域でひょうが降りました。

 撮影者:「地面に当たった時に、音が鳴るなと思って。塊で、これ“ひょう”だと思いました。(気温は)マイナスではないと思うけど、寒かったです」

 そうしたなか、気象庁は10日、関東甲信地方を中心に気温が下がると、警報級の大雪となる可能性があると発表。東京23区などの平野部でも、積雪となる恐れがあります。

 荒嶋恵里子予報士:「金曜日は、関東甲信から東北南部にかけて、広い範囲で雪が降ると予想されています。東京でも、多摩地域を中心に大雪警報が発表される可能性もあります」

 週末の大雪の可能性に、街では…。

 街の人:「金曜日は(大学)受験の日なので、ちょっと困ります」「車を仕事で使うので、できれば雪は降ってほしくないですね」

■2018年・2022年に“都心で積雪”

 最近の都心での積雪として思い出されるのが、去年1月の大雪です。

 東京では大雪警報が出され、10センチの積雪を観測しました。路面凍結などによる転倒で、50人以上が救急搬送される事態となりました。さらに、各地の道路では、スリップした車による事故が相次ぎました。

 さらに、この時を超える大雪となったのが2018年です。都心で23センチの積雪を観測しました。大雪は帰宅ラッシュを直撃。多くの駅で、自宅に帰れなくなる帰宅困難者が続出しました。

 雪の影響は、空の便にも…。飛行機に乗れず、行き場を失う人が大量にあふれました。

 利用者:「どげんしたらいいちゃろ。初めて来た、東京っちゅうところに、生まれて。こんなに降るっちゃ思わんもんやけんね。ホテルがどこもいっぱい…。どこかいいとこない?紹介してくれん?」

■予報士「昼前から雪が降り出しそう」

 およそ1年ぶりに都心でも大雪となる可能性があるなか、雪の降り始めは、いつぐらいになるのでしょうか?

 荒嶋予報士:「低気圧が発達しながら南岸を通過していきますので、関東では金曜日の早いところで昼前から雪が降り出しそうです。都心など東京でも昼ごろには雪になって、そのうち、みぞれ・雨に変わっていくと予想されています。雪が降る時間が長ければ、夕方の帰宅時間に影響が出る可能性があります」

 家に準備しておくと良い備えとは…。

 荒嶋予報士:「今回は普段、雪が降らない地域で雪が降ると予想されています。滑らない靴やスコップ、あとはタイヤのチェーンなども用意しておくと安心です」

(「グッド!モーニング」2023年2月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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