支持率低迷の中“所得減税”など論戦 参院予算委で補正予算案審議始まる(2023年11月27日)
国会では、参議院の予算委員会で今年度の補正予算案の審議が始まりました。
(政治部・澤井尚子記者報告)
立憲民主党の辻元議員は、3年前のコロナ禍での一律10万円給付を取り上げ、なぜ今回、給付だけでなく減税もするのかと追及しました。
立憲民主党 辻元参院議員:「3年前にその組み合わせ(所得減税と給付)が合理的ではないといったわけですよ。どう変わったのか」
岸田総理大臣:「3年前はコロナ禍。3年前とは全く状況、そして目的が違うということは、国民の皆さんに引き続き説明をしていかなければならない」
ANNの世論調査でも所得税などの減税に国民の理解が広がらないままで、自民党内では「ポスト岸田」がささやかれ始めています。
小泉さんや石破さん、河野さんら、いわゆる小石河の3人が引き続き強さを見せる一方で、上川外務大臣も岸田総理と並ぶ6位タイに付けています。
ただ、こうした逆風にあっても、総理周辺は「岸田総理は変わらず元気だ」「支持率は気にせず、やるべきことをやるだけだ」と、我慢の姿勢を強調しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く