“産地偽装”実態解明へ・・・「熊本県産」アサリ出荷停止(2022年2月1日)

“産地偽装”実態解明へ・・・「熊本県産」アサリ出荷停止(2022年2月1日)

“産地偽装”実態解明へ・・・「熊本県産」アサリ出荷停止(2022年2月1日)

 横行する“産地偽装”の実態解明を進めます。

 “外国産のアサリが、熊本県産と偽装されて流通している”

 一部で報じられた「熊本ブランド」アサリの“産地偽装”疑惑。

 これを受け、熊本県の蒲島郁夫知事は先月31日、県産の天然アサリを2カ月間出荷停止するよう、県の漁連に要請しました。

 熊本県・蒲島郁夫知事:「皆様が出荷されている、熊本県産の活きアサリの出荷を当面停止して下さい」

 有明海などに広大な干潟を有し、かつては全国一のアサリ漁獲量を誇った熊本県ですが、そのアサリの漁獲量は年々減少しています。

 特に、おととしは豪雨災害の影響で、前年のおよそ16分の1、わずか21トンまで大幅に減りました。

 一方で、全国の売り場には、熊本県産のアサリが数多く並んでいて、産地偽装が横行している疑いがあるということです。

 県漁連は知事の要請に応じ、県と共に産地偽装根絶の取り組みに努めるとしています。

 熊本県漁業協同組合連合会・藤森隆美会長:「知事と県漁連は一体となって、まずは2カ月間の採捕禁止。とらないということを、知事と約束して参りました」

 県産のアサリの出荷を一時的に止める間に、市場に「熊本県産」とうたって出回るアサリの流通経路を調べ、産地偽装の実態をあぶりだしたい考えです。

(「グッド!モーニング」2022年2月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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