残る2人の送還“焦点” フィリピン法相「明日だ」(2023年2月7日)

残る2人の送還“焦点” フィリピン法相「明日だ」(2023年2月7日)

残る2人の送還“焦点” フィリピン法相「明日だ」(2023年2月7日)

 渡邉優樹容疑者(38)と小島智信容疑者(45)、2人の送還について現地で具体的な話は何か出ているのでしょうか。

 (北里純一記者報告)
 警察関係の敷地の中で時折、射撃訓練の音も聞こえるのですが、敷地の中にある後ろの施設に現在も渡邉容疑者と小島容疑者が収容されています。

 2人の移送の時期について、レムリヤ法相は7日午後の会見で「8日である」と断言をしました。具体的な時間については、現在も日本側と調整を進めているということです。

 8日といえば、マルコス大統領が初めて日本を訪問する最初の日ということになります。もともとは、この日までに4人全員を移送しておきたかったという考えでしたが、結果としては大統領とこの2人が同じ日に移動するという形になりました。

 今回は裁判を抱える人物が対象となるなかで、司法権の独立国に配慮しながらも裁判の日程が前倒しになりました。

 この件が今回、注目をされてからのスピード感は決して遅いものではなかったのだろうと考えることができます。
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