チューリップテレビがコロナ補助金の不正申請で謝罪 社長や当時の部長を処分(2023年2月7日)
富山県にある「チューリップテレビ」が新型コロナの影響で延期や中止になったイベントに関する国の補助金を不適切に申請していた問題で、国からの処分内容を明らかにし、謝罪しました。
「チューリップテレビ」によりますと、2020年11月から2021年9月に実施した8件のイベントで新型コロナウイルスの補助金への不適切な申請がありました。
本来は主催者としてチューリップテレビが申請手続きを行うべきでしたが、申請する資格のないイベント業者が代行し、共同主催者であるとして申請するなどしていました。
社内調査で不適切な申請が明らかになり、8件のイベントに交付された補助金はおよそ3300万円に上ります。
チューリップテレビは去年7月、経済産業省に謝罪をしていて、今月6日に国から処分されたことを受けて会見を開きました。
処分内容は補助金の交付決定の取り消しと交付された補助金の返金、および加算金の支払いです。
返還日は今月13日を予定していて、今後は再発防止のためコンプライアンス教育を強化していくとしています。
なおチューリップテレビは、不正な申請により会社の信頼を損ねたとして当時の営業局事業部長を3カ月の出勤停止処分にしました。
山野昌道社長は全般的な経営責任を取り、役員報酬の50%を6カ月辞退するとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く