ロシア軍“東部制圧”へ攻勢 民間人の犠牲いつまで(2022年4月16日)

ロシア軍“東部制圧”へ攻勢 民間人の犠牲いつまで(2022年4月16日)

ロシア軍“東部制圧”へ攻勢 民間人の犠牲いつまで(2022年4月16日)

ロシア軍はウクライナ東部の制圧を目指して都市部の攻撃を強めています。東部のハルキウでは未だ多く民間人が地下鉄のホームなどで避難生活をしています。凍てつく寒さの中、地下鉄で1か月以上生活をしていた1歳半のアリサちゃんは低体温症になり、自分の力で立つことができなくなりました。

アリサちゃんの母親 ジナイーダさん
「アリサは低体温症と咳も出ていてとても弱っていました、そのためハルキウを離れてリビウに行くしかなかったんです」

ハルキウの中心部では激しい攻防が続いています。住宅街では少なくとも10人が死亡。35人がケガをしました。死者の中には生後7カ月の赤ちゃんや15歳の少年も・・・

亡くなった15歳少年の母親
「目を開けて、お願い、顔を見せて・・・」

泣きながら遺体に寄り添うのは亡くなった少年の母親と祖母です。

亡くなった15歳少年の祖母
「あなたがいないと、私は何のために生きているのか、どうしてこんなことになったの」

犠牲となった民間人が後を絶ちません。

女性「彼女のすぐそばで爆発がありました
少女「近くの女性が身を挺して私を守ってくれたんです」
女性「泣かないで、もう大丈夫だから」

ロシア国防省はウクライナ側が「ハルキウのロゾワ駅に集まる避難民をまもなく攻撃する予定だ」と発表。ロシア側の偽旗作戦が実施される恐れも・・・

ウクライナ・ゼレンスキー大統領(15日)CNNのインタビュー
「国民全員が戦う意思を持っています、しかし、戦争を長期化させないため全員が最善を尽くすしかないのです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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