【埼玉立てこもり】事前に”散弾銃2丁”準備か 事件の詳細は?

【埼玉立てこもり】事前に”散弾銃2丁”準備か 事件の詳細は?

【埼玉立てこもり】事前に”散弾銃2丁”準備か 事件の詳細は?

27日、埼玉県ふじみ野市の住宅に男が立てこもり、人質の男性医師が散弾銃で撃たれて死亡した事件。男が、あらかじめ手元に散弾銃を2丁準備していたとみられることが分かりました。

31日も規制線がはられている小学校のすぐ近くで、27日に起きた立てこもり事件。現場となった埼玉県ふじみ野市の住宅で、医師の鈴木純一さん(44)が撃たれ死亡しました。

鈴木さんを殺害した疑いが持たれている渡辺宏容疑者(66)。捜査関係者への取材で、事件の詳細が徐々に明らかになってきました。

事の発端は、事件前日の26日、渡辺容疑者の母親が自宅で病死したことでした。担当医だった鈴木さんが死亡確認をしていました。すると、渡辺容疑者は母親の治療に関わった鈴木さんら関係者に対し「焼香に来てほしい」と連絡しました。

事件当日の27日午後9時ごろ、鈴木さんら7人が弔問に訪れました。ここで渡辺容疑者は「母親はまだ生き返るはずだから、心臓マッサージをしてほしい」と依頼しました。

これを鈴木さんが断ったことからトラブルに発展したとみられ、直後、渡辺容疑者は、あらかじめ用意していた散弾銃2丁のうち1丁を使い、鈴木さんを撃ったということです。

さらに、理学療法士の男性も撃った渡辺容疑者。その後、医療相談員に向けて催涙スプレーをかけますが、この時、銃を奪われたといいます。すると、もう1丁の銃で別の相談員に向けて撃ちましたが、当たりませんでした。

撃たれた2人のうち鈴木さんは死亡。理学療法士の男性は重傷です。

少なくとも3発発砲したとみられる渡辺容疑者。その動機については「母親が死んでしまい、自殺しようと思った時に先生らを巻き込んで殺そうと思った」と供述しています。

5、6年前から鈴木さんのクリニックで在宅診療を受けていた渡辺容疑者の母親。渡辺容疑者は、職員などにたびたびクレームを入れていたということで、警察は事件の詳しい経緯を調べています。
(2022年1月31日放送「news every.」より)

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