国会でワクチン接種を審議 “進まない3回目”追及に総理は・・・(2022年1月31日)
国会ではなかなか進まない3回目の接種について、野党が岸田総理大臣を追及しました。岸田総理は1回目と2回目の接種が各国より遅れたことを挙げ、3回目接種は「これから本格化する」と応じました。
立憲民主党・江田憲司議員:「何でもっと早く自衛隊の接種センターを設けられなかったのか。9分でいっぱいですよ、予約が」
3回目ワクチン接種が進んでいません。全人口では3.2%にとどまっています。
モデルナ製ワクチンの副反応への懸念があるとの指摘もありますが、東京の大規模接種会場の場合、モデルナ製ワクチン4320人分は受け付け開始から、わずか9分で予約枠が埋まっています。
岸田総理大臣:「来週から東京会場においても接種の能力を引き上げる。そして、大阪においても接種会場を開始する」
東京会場では一日あたり720回の接種能力を来月7日から2160回に拡大します。
立憲民主党・江田憲司議員:「昨年、自衛隊の接種センター(東京)は一日1万回やってたんですよ。一日2160件、約5分の1でしかないですよ」
岸田総理大臣:「2回目の接種から6カ月過ぎた方が対象となるということで、これからが我が国において、3回目の接種は本格化する時期であると」
立憲民主党・江田憲司議員:「9分で予約がいっぱいになったということは、打ちたい人が、もうせきを切って来られたということなんですよ。だから、受け手がしっかりちゃんとできる体制があれば、どんどん増えていくということを意味していると私は思いますよ。国の責任なんですよ、ここまで接種が進んでいないのは」
岸田総理大臣:「我が国の接種については1回目、2回目の接種、各国より遅れたということもあり、これから本格化すると思っています。2回目の予約等も見ながら、しっかり拡充していきたいと考えます」
立憲民主党・江田憲司議員:「なんか1回目、2回目遅れたのは菅総理の責任に転嫁されるような発言をよくされるんですけど、3カ月でイギリスは打ってるんですよ」
岸田総理大臣:「間隔の議論については薬事上の承認・・・6カ月ということで承認がされているわけでありますから、この6カ月、これを念頭に最大限、努力をしていきたいと考えております」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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