「町が真っ白」札幌で異例の猛吹雪…“爆弾低気圧”北の大地大荒れ(2023年2月2日)

「町が真っ白」札幌で異例の猛吹雪…“爆弾低気圧”北の大地大荒れ(2023年2月2日)

「町が真っ白」札幌で異例の猛吹雪…“爆弾低気圧”北の大地大荒れ(2023年2月2日)

 爆弾低気圧の影響で札幌でも異例の吹雪となりました。2日未明には強い風と雪が吹き荒れ、目の前も真っ白になるほどの大荒れとなりました。

 北海道各地を襲った爆弾低気圧。未明から強い風と雪が吹き荒れました。未明の札幌市の様子です。雪が砂のように流されていくほどの強い吹雪です。朝の札幌市内の住宅では、普段雪が積もることはないというベランダにも…。爆弾低気圧の影響は午後になっても続いています。

 午後2時すぎの北海道稚内市では、大粒の雪が吹き荒れて町は真っ白に。

 観光地の北海道小樽市は最大瞬間風速が15.1メートルを観測しました。

 観光客:「(マイナス7℃は)都心だと見ない数字なのでびっくり。指先が本当に寒くて手袋を取ったらかじかむくらい寒い」

 朝の札幌市では、暴風雪の影響で列車などの運休が相次ぎ、通勤時間帯にも影響が出ました。

 爆弾低気圧の影響で夜から雪が降った青森市内。

 青森市役所には除雪を依頼する電話が鳴り止みません。

 青森市道路維持課雪対策室・舘田英幸室長:「多い時だと(一日)500件くらい来ている状況。もうしばらくお待ち頂ければ」

 除雪が追い付かないという青森市内を走ってみると、住宅街もホワイトアウトに近い状態になってきています。雪をトラックに積み上げています。市民は自力で除雪をするしか術はありません。

 女性:「(行政が)来るのを待つしかない」

 強い風と雪が吹き付ける秋田県横手市。450年の歴史を持つ神事にも影響を及ぼしています。かまくらにともされた炎が幻想的な光を浮かべる「雪まつり」。かまくらを作り、神様を迎え入れる祭は450年の歴史を持つ神事です。市内では15日の開催に向け、かまくら作りが進んでいましたが…。

 親方・北嶋勝雄さん(75):「今年は、ここ作るのに最初は雪、少なくてダンプで運んで作りました。(今年は)少ない」

 豪雪地帯として知られる横手市。ただ、今年は風が強く雪が飛んでいったそうです。

 親方・北嶋勝雄さん:「後半になって雪が結構、降ったので、例年と同じように作っています」

 コロナ禍で2年連続中止していた祭り。3年ぶりの開催へこぎ付けました。

 親方・北嶋勝雄さん:「3年ぶりってことだから、大成功に終わってくれれば良い」

 一方、関東では吹雪ではなく砂が舞っています。千葉県八街市。砂はどこから来ているのかと言うと、畑です。

 地元農家:「きのうは畑に出られなかった。北風だからこっちに来る」

 2日に千葉県では強風注意報が出され、瞬間的に15メートルを超える風が吹いていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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