印象派モネの絵画に赤い塗料塗り付けた女2人拘束 政府の環境対策に抗議か(2023年6月15日)
スウェーデンの首都ストックホルムの美術館で環境保護を訴える女2人がフランスの画家のモネの絵画に赤い塗料を塗り付けて抗議しました。
AP通信などによりますと、ストックホルムにある国立美術館で14日、環境活動家の女2人が突然「気候変動は緊急事態だ」などと言いながら、モネの作品にペンキのような赤い塗料を手で塗り付けました。
作品は、印象派で知られるクロード・モネが1900年に制作したとされる「ジベルニーのモネの庭」で表面をガラスで保護した額に入れてありました。
スウェーデン政府の環境保護対策に抗議するのが目的だったようで、2人はその場で身柄を拘束されました。
美術館は作品に損傷がないかどうか調べているということです。
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