首に刃物突き刺さり…室内で男性死亡 病院グループホームで殺人か(2023年2月2日)
田畑に囲まれた共同住宅に不釣り合いなほど集まった捜査員。建物の中で2日、男性の死亡が確認されました。
亡くなった男性を知る人:「とにかく今は寂しいな、可哀想」
警察らが現場に駆け付けた時、男性は共同住宅の一室で首に刃物が突き刺さった状態でした。男性とともに働いていた知人が語る、その人柄とは…。
午前11時半ごろ、広島県三原市の共同住宅から現れた複数の捜査員。グレーのシートが掛けられた何かをストレッチャーごとワゴン車に乗せています。警察に通報があったのは、これから約4時間前…。
病院職員からの通報(午前7時15分ごろ):「部屋の住人が倒れていて、首から血が出ている」
警察が共同住宅に駆け付けると、この部屋に1人で暮らしていた杉本和幸さん(59)が倒れていて、その場で死亡が確認されました。
物々しい雰囲気に包まれた事件現場。遺留品や血痕など、物証の目印として置かれる鑑識の番号札は23まで見えます。消防などによりますと、杉本さんの上半身には複数の刺し傷などがあり、首に刃物が刺さった状態でした。また、警察などによりますと、この共同住宅は隣接する病院のグループホームで、杉本さんも通院していたということです。
杉本さんが働いていた農園の管理者は…。
杉本さん勤務の農園管理者:「たまげているだけですよね、まさかの思いですね。(杉本さんは)気の良い人、温厚な人」「(Q.トラブルなどは?)ないな」
このグループホームの周囲を見ると、運営する病院や老人保健施設などの他は住宅が点在する程度で、大部分は畑と山林に囲まれた場所です。
静かな山間の共同住宅で起こった殺人事件。警察は付近で70代の男の身柄を確保していて、容疑が固まり次第、逮捕する方針です。
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