「債務上限」引き上げ巡り バイデン大統領と下院議長が初協議(2023年2月2日)
アメリカのバイデン大統領と議会下院のマッカーシー議長が1日、債務上限の引き上げを巡って初めて会談し、協議を続けていくことで一致しました。
アメリカでは政府が国債などを発行して借金できる上限が決められていますが、先月中旬にその上限に達したことから、イエレン財務長官は議会に対して上限を引き上げるよう求めています。
債務上限の引き上げが夏までに実現しないと、政府機関の停止や国債の債務不履行など大きな混乱をもたらす可能性があります。
しかし、下院で多数を握る野党・共和党は大幅な歳出削減を求めていて、事態打開のため、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長がトップ会談を行いました。
マッカーシー下院議長:「バイデン大統領とは良い最初の協議をすることができた。互いに考え方を共有できたし、協議を続けていくことで合意した」
マッカーシー議長はバイデン大統領と協議を続けていくことで一致したと述べましたが、ホワイトハウスと議会がどのように折り合いを付けるのか今後の焦点となります。
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