レーザー光で害虫を“狙い撃ち”!農薬を使わず駆除(2023年1月26日)

レーザー光で害虫を“狙い撃ち”!農薬を使わず駆除(2023年1月26日)

レーザー光で害虫を“狙い撃ち”!農薬を使わず駆除(2023年1月26日)

 レーザー光で害虫を狙い撃ち。農薬を使わずに害虫を駆除できる未来が来るかもしれません。

 ミラーを小刻みに動かし、標的に狙いを定めます。レーザーの光が走り、害虫が撃ち落されました。どんな場所にいても一撃で仕留めます。

 幼虫のころに農作物を食い荒らすガの一種「ハスモンヨトウ」。

 大阪大学の山本和久教授らの研究グループは、ハスモンヨトウの急所が胸と顔の辺りであることを発見しました。

 さらに、この急所を「青色半導体レーザー」で狙い、害虫を撃ち落とす新技術も開発したということです。

 飛んでいる害虫を画像として検知して追尾し、レーザー光を照射する連続動作で撃墜を実現しました。

 近年、害虫は薬剤への抵抗力が強くなり、一部の農薬が効きにくくなったことが、この研究開発の背景です。

 山本教授は「農業の生産効率を上げ、食糧危機の解決にもつながれば」と期待を寄せ、2025年ごろの実用化を目指すとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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