「雪はもうたくさん」豪雪地帯でも点検・買いだめ 24日から『10年に一度』強烈寒波(2023年1月23日)

「雪はもうたくさん」豪雪地帯でも点検・買いだめ 24日から『10年に一度』強烈寒波(2023年1月23日)

「雪はもうたくさん」豪雪地帯でも点検・買いだめ 24日から『10年に一度』強烈寒波(2023年1月23日)

24日からは『10年にー度』の強烈な寒波が予想されており、日本海側を中心に大雪となる恐れがあります。停電などの被害に備え、各地で準備が行われています。

新潟県長岡市内の特別養護老人ホーム。停電時に必要なライトやガスコンロ、さらに寒さ対策としてストーブも追加発注。アルミを使ったポンチョを50枚、携帯カイロ240個、カセットコンロなどを新たに購入。さらに、自家用発電機も用意しました。この施設では、去年の年末、大雪が原因で停電が起き、暖房が使えなくなりました。
特別養護老人ホーム『こしじの里』・杉本あさ子園長:「利用者の方の中には、吸引が必要な方とか、明りがないと利用者の状況がよくわからないので、そういったものがないと困りますし、ナースコールにしても設備が使えないと、人が動いて利用者の様子を見るしかないので、電気がないと困るなと思っています」

燕市内のスーパーは、食品の仕入れ量を増やしていて、特に、保存のきく商品を多くしています。
マルイ分水店・宗村健店長:「昨年、大雪になったときパンの納品にすごく遅れが生じたので、その反省を生かして、きょうからパンの納品を増やしている。特に、昨年(大雪のとき)売れていたのが、パスタ、ご飯関係。きょうの納品で奥まで満タン。あしたの納品についても物量を増やして対応をしている」

気象庁と国土交通省は、共同で緊急の呼びかけを行いました。
気象庁:「雪がより以上降った場合には、電線への着雪、倒木の可能性も。それをきっかけに停電の可能性もありますので、停電への備え、食料、飲料水、暖を取る手段も備えていただければ」
国土交通省担当者:「大雪の場合、不要不急の外出を控えていただきたいというのが1点目。また、やむを得ず、自動車を運転する場合には、冬用タイヤの装着、チェーンの携行と早めの装着をお願いしたい」

日本有数の豪雪地帯として知られる新潟県津南町。
住民:「雪はもうたくさん。雪国に育ったんだけど雪が嫌だっていうんだから、ほんと不思議だね」

除雪車のチェックは、普段よりも念入りに行われました。
高橋工務所・桑原清彦除雪センター長:「あすからの豪雪が予報されてるなか、きょう天気が良いので、機械の下側から見てみたり、なかなか普段やれないところを、徹底的に点検しようと思うので、オペレーターたちと始めました」

福島県西会津町では、去年の年末、大雪で停電し、孤立状態となった地区があります。田崎さんの家はオール電化のため、停電すると、暖房は使えず、お湯も沸かせません。田崎トシノさん(76):「不安だな。湯たんぽ。息子が買ってきて。(カップ麺を)買って備えて、ストーブあれば食べられる。野菜は買いだめして。加減してやれば、1週間くらいもつ」

24日からの寒波は、近年でも最強レベルといわれ、日本海側は、大雪や猛吹雪に最大限の警戒が必要です。また、大阪や名古屋など、太平洋側の都市部でも、雪が積もる可能性があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事