北朝鮮「鉄道機動ミサイル連隊の射撃訓練」実施 去年9月以来の鉄道車両からの発射か
北朝鮮メディアは鉄道車両から発射するミサイル訓練が、きのう実施されたと伝えました。
北朝鮮の朝鮮中央通信は「鉄道機動ミサイル連隊」による発射訓練が行われたと、けさ、報じました。訓練はきのう行われ、2発の戦術誘導弾で日本海上の目標に命中させたとしていて、きのう、平安北(ピョンアンブク)道から日本海に向けて相次いで発射された短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体を指しているとみられます。訓練は、朝鮮人民軍指揮メンバーらと国防科学院の幹部らが指導したとしています。
また、「全国的な鉄道機動ミサイルの運用体系を確立し、鉄道機動ミサイル戦法を一層完成させるための方途的諸問題」が討議されたとも伝えています。
北朝鮮は去年9月にも「鉄道機動ミサイル連隊」の発射訓練を行い、その様子を撮影した動画を公開していますが、鉄道車両から発射するミサイルについて専門家は、鉄道はトラックが入れない山間部に行くことができるため、非常に広い範囲からミサイルを撃てるようになると指摘しています。(15日07:16)
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