【狛江強盗殺人】90歳女性の帰宅“待ち伏せ”か 中野の事件と関連は?(2023年1月22日)
東京・狛江市の強盗殺人事件です。事件当日、殺害された90歳の女性が買い物から帰宅しておよそ1時間の間に襲われたとみられることが新たに分かりました。犯行グループが女性の帰宅を狙っていた可能性も出てきました。
90歳の大塩衣與さんが自宅で手を縛られ、死亡しているのが見つかった強盗殺人事件。犯人は、いまだ逃走中です。
新たに犯行当日の大塩さんの足取りが分かってきました。1人で買い物を終えた大塩さんは午前11時ごろに帰宅。この午前11時から死亡推定時刻の正午ごろの間に襲われたとみられています。
さらに捜査関係者によりますと、大塩さんは普段から家にいる間も鍵を閉めていたといいます。犯行当日も窓ガラスが割られた形跡などはなく、犯人は玄関から入ったとみられています。元警視庁刑事の吉川祐二さんは。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「(犯行前に)付近で大塩さん宅を見ていた可能性がある。静かにさせたうえで『お金はどこだ』『金目のものはどこだ』という形で制圧、暴力を振るったことは十分、考えられる」
現場の住宅からは、4種類の足跡や複数の指紋を検出。捜査関係者によりますと、その他にも事件の当日と前日に市内を行き来する白と銀のレンタカー2台が確認されていたということです。
そうしたなか、現場周辺を走っていた様子が防犯カメラに映っていたレンタカーはコインパーキングに止められていて、事件発生の2日後に警視庁が押収していたということです。
狛江市の現場付近の捜査が続けられていますが、犯人逮捕への重要な手掛かりが「別の強盗事件現場」からも。
21日、強盗傷害の疑いで逮捕された永田陸人容疑者(21)。永田容疑者は先月、仲間と共謀し、東京・中野区の住宅で49歳の男性に暴行を加え、現金およそ3000万円を奪った疑いが持たれています。
永田容疑者が逮捕された際、近くの車にあった携帯電話からは「狛江市」という地名や具体的な時間などが書かれたSNSのやりとりが見つかっていました。警視庁は、関東で相次いでいる強盗事件との関連も調べています。
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