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フィリピン収容所の日本人4人、うち2人の裁判終了 判断は保留(2023年2月6日)
相次ぐ強盗事件などとの関連が疑われ、フィリピンの収容所にいる4人の容疑者のうち2人について、フィリピン国内での裁判が6日午前、終わりました。判断は保留されています。
(西橋拓輝記者報告)
6日午前、渡邉容疑者の弁護士が入り口から出てきて「きょうのところは控訴が棄却されることはなさそうだ」という話で、外に出ていきました。
6日は、日本メディアだけではなくフィリピンの現地メディアも多く集まっていて、弁護士が表れた際はかなり混乱した様子となっていました。
6日の裁判は、フィリピンの入管施設に収容されていて日本で特殊詐欺事件に関与したとして逮捕状が出されている渡邉優樹容疑者(38)、そして小島智信容疑者(45)の2人に関してです。
この2人については、フィリピン国内で裁判が続いていることで、日本が要請をしている身柄の移送ができないという状況になっていました。
日本側は、警視庁の捜査員らおよそ15人を派遣し、7日にも少なくとも4人のうち他の2人を移送するという見込みになっています。
今回の6日の裁判は、控訴が棄却されずにこのまま裁判が継続することになると、渡邉容疑者らを含めた4人を同時に移送することが難しくなる可能性が出てきます。
フィリピン側は6日の夕方に関係省庁の会議を開き、今後の身柄の移送に関して方針を決定するという予定になっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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