目撃者は“突然現れた車に違和感”…川で発見の遺体との関連は?和歌山・切断遺体事件(2023年1月20日)

目撃者は“突然現れた車に違和感”…川で発見の遺体との関連は?和歌山・切断遺体事件(2023年1月20日)

目撃者は“突然現れた車に違和感”…川で発見の遺体との関連は?和歌山・切断遺体事件(2023年1月20日)

1月18日に和歌山市の堤防近くで放置車両のキャリーケースなどから切断された遺体が見つかった事件で、車が1月17日の夜に現場に停車したとみられることがわかりました。

 現場付近の防犯カメラの映像には、1月17日午後10時37分ごろ、1台の車が停車する様子が映っています。停車後すぐにライトを消します。夜が明けても車は止まったまま動きを見せません。そして停車から約19時間が経った18日午後5時42分ごろ、パトカーが到着。警察官が集まり捜査を始めました。その後、車が撤去されていきます。

 警察によりますと、18日午後5時半すぎ、和歌山市の紀の川の堤防近くで「車が放置されている」と通報があり、警察官が車のトランクから血が付いた黒いキャリーケースを見つけたということです。また、車近くの橋の下からは赤いキャリーケースが。2つのケースの中からは切断された性別不明の遺体が発見され、警察は死体遺棄事件として捜査を始めました。

 車はレンタカーで、施錠されておらず、中から見つかったキャリーケースの大きさは縦60cm・横40cm・幅26cmほどだったということです。また、車近くの橋の下から見つかったキャリーケースは、橋脚の土台部分に置かれていて、水には濡れていなかったということです。

 近くで工事を行う人たちは、18日の朝に突然現れた車に違和感を覚え、通報したといいます。

 (工事現場の人)
 「あそこに(車が)あると邪魔じゃないですか。細い道なので気にはなりましたね。(Q橋の下にあったキャリーケースを見ましたか?)何かがあるなという感覚で。誰かが何か作業をするのかなと話しながら見つけた」

 さらに、キャリーケースが発見された日と同じ日に、現場から約3km離れた川で中年男性の遺体が発見されたということです。男性は岸辺すれすれの場所でうつぶせで浮いている状態で、釣りに来ていた男性が消波ブロックの上を歩きながらどこで釣りをするか探していた際に発見したということです。当時、服装は下着と思われる長袖シャツとスパッツのみで靴は履いていなかったということです。男性に致命的な外傷はなく、19日に司法解剖が行われましたが、事件との関連が不明のため警察は現時点で結果を明らかにしていません。

 警察によりますと、放置されていた車の中からは中年の男性の免許証が見つかっていて、警察は免許証の男性が水死体で発見された男性とみて事件との関連を調べています。

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