山口県沖で座礁の海自護衛艦 15日えい航へ(2023年1月13日)
山口県沖で海上自衛隊の護衛艦が自力で航行できなくなった事故で、防衛省は現場の海域に停泊する護衛艦を15日朝、広島県にある民間の造船所に曳航(えいこう)すると発表しました。
今月10日の事故で航行不能となった護衛艦「いなづま」は、損傷部分から油が流出するなどしたため曳航できない状況が続いていました。
海上自衛隊は13日、漏油が止まって新たな流出がないことを確認したとして、いなづまを15日午前8時から広島県尾道市にある民間の造船所に向けて曳航すると発表しました。
夕方に到着する予定で、その後、調査を行うということです。
また、海上自衛隊の事故調査委員会が13日、現地での事故調査を開始したということです。
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