北京の土産店“長蛇の列”…21日から大型連休「春節」 のべ21億人移動と予測(2023年1月13日)
ゼロコロナ政策が終了した中国では、「春節」の大型連休が21日から始まる。北京では、帰省のための土産を買い求める人で長蛇の列ができた。
■雑貨店「客も多い。商売繁盛ですよ」
中国では、今月21日から春節の大型連休が始まる。
12日、北京市内の老舗菓子店には、うさぎ年バージョンの限定品を買い求める人が長い列を作った。
中には、早朝から3時間以上、並んだという人もいた。買い物客の狙いは、帰省する際の土産だ。
吉林省に帰省する人：「新年のギフトを買いにきました。お年寄りや子どもたちは喜ぶから」
さらに、雑貨店街に行ってみると、新年を祝う飾りなどを求める客で、にぎわいを見せている。
雑貨店の従業員：「客も多い。商売繁盛ですよ」
中国政府は、今年の春節期間中に、延べ21億人が帰省や旅行などで移動すると予測している。
■9日を最後に…感染状況の更新なし
ゼロコロナ政策を停止した中国では、先週も、病院のロビーや受付口までもが、発熱者であふれ返っていた。
だが、保健当局は、新型コロナの感染者数と死者数の発表を停止しているという。
9日に、前日の感染状況を発表したのを最後に更新がない。
かつて行列ができていた、上海市のPCR検査場は、もぬけの殻で、放置された状態だ。
データ公表について、中国外務省は12日も、従来の説明を繰り返すのみだった。
中国外務省 汪文斌副報道局長：「中国は一貫して、法に沿って、公開・透明の原則で各国と情報やデータを共有化しており、最大限で、中国人民の命と安全を守っている」
（「大下容子ワイド！スクランブル」2022年1月13日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
