福島の勿来火力発電所が停止 東京電力管内にも供給(2022年6月30日)
電力需給の逼迫(ひっぱく)が懸念されるなか、東京電力管内に電力を供給している福島県いわき市の勿来火力発電所9号機がトラブルで停止しました。
勿来火力発電所9号機は、東京電力や東北電力管内にそれぞれ30万キロワットを供給していて、ボイラー設備のトラブルで30日未明に停止しました。
午後3時に出力を25万キロワットに落として運転を再開する方針です。
東京電力管内では、30日も猛暑が続き「電力需給ひっ迫注意報」が出ています。
最新の需給予測では、午後4時半から午後5時にかけて電力使用率が97%と非常に厳しい見通しです。
一方、千葉県市原市の姉崎火力発電所5号機は30日、稼働を再開します。
稼働再開は29日の予定でしたが不具合の補修に時間がかかり、30日に延期されていました。
最大で60万キロワットの供給が見込まれています。
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