【病床ひっ迫】感染数「現実表していない」医師訴え 横浜の病院で受け入れ不可に(2023年1月12日)
新型コロナの「第8波」で病床使用率が8割を超えて全国で最も高くなっている神奈川県で横浜市の病院が取材に応じ、救急の受け入れの半分は断らざるを得ない状況で感染者数は「現実を表していない」と訴えました。
横浜労災病院では新型コロナ向けの病床を22床確保していますが、去年12月からほぼ満床状態が続いています。
12月はコロナ以外の患者も含め、救急の受け入れ要請が1635件ありましたが、およそ半分の783件を断ったということです。
救命救急センター長・中森知毅医師:「緊張感が2カ月くらい続いた状態。あと1~2カ月は最低でも続くと思います。(日々、発表されている感染者数は)とても現実を表しているとは言えない」
第8波では、別の病気で入院する患者が病院の検査でコロナの陽性と分かるケースが急増し、コロナ病床の逼迫(ひっぱく)につながっているということです。
神奈川県では11日時点の病床使用率が85.09%と全国で最も高くなっていて、中森医師は「運用上は満床と同じ。どの病院も必死で回す状況」と話しています。
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