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【ビザ発給停止】“報復”なぜ日韓だけ?習主席の「引くに引けない事情」とは?(2023年1月11日)
中国政府が日本人に対するビザ発給を停止したことを受け、ビザ申請センターには渡航できない人たちが押し寄せて混乱が広がっています。なぜ、日本と韓国だけなのでしょうか。北京から報告です。
(中国総局・冨坂範明総局長報告)
中国当局は日本と韓国の水際対策を厳しいとみています。日本や韓国は到着した時に検査を求め、陽性であれば隔離まで求めています。一方、イギリスやアメリカは陰性証明があれば検査や隔離までは求めていません。
そのため、中国からみれば日本と韓国の措置が厳しいというように感じ、中国外務省は「科学に基づかない差別的な対策」だとして、これを批判してビザの発給停止に踏み切りました。
(Q.日本や韓国の他にもフランスやイタリアも同じような措置を取っているが日韓との差は一体、何なのか?)
理由を深読みすると、近場の日本や韓国には甘いところを見せたくないというところがあるのかもしれません。
国民感情なども配慮し、まずは対抗措置を日本と韓国から始めたということが言えるのかもしれません。
(Q.習近平政権の思惑というのはどのように捉えている?)
やはり大きいのは習近平政権の政策の正しさを証明するところかと思います。
もし日本や韓国の水際対策を認めてしまえば、それは中国国内でコロナが爆発的に感染していることを認めることになります。習近平政権はコロナに対して勝利したと言っているので、コロナ政策の撤回が失敗だったとは口が裂けても言えない状況です。
そのような状況もあり、日本や韓国に対しては多少、経済的な犠牲を出しても、こういった強気の姿勢に出るしかない、そういう側面があるのかと思います。
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