北米3カ国首脳会談 不法移民への取り組みや半導体の供給網強化で一致(2023年1月11日)

北米3カ国首脳会談 不法移民への取り組みや半導体の供給網強化で一致(2023年1月11日)

北米3カ国首脳会談 不法移民への取り組みや半導体の供給網強化で一致(2023年1月11日)

 アメリカ、カナダ、メキシコの北米3カ国の首脳会談が行われ、大きな懸案となっている不法移民への取り組みや半導体の供給網強化で一致しました。

 アメリカ、バイデン大統領:「私たち3人は真のパートナーであり、互いに尊重と好意を持って協力し、すべての人にとって、より安全で豊かな未来を前進させるために努力している」

 バイデン大統領は10日、会談後の共同記者会見で、アメリカへの移民の流入について「歴史上かつてない水準に達している」と危機感を示しました。

 会見の後に発表された3カ国首脳による宣言では、懸案の移民対策について「根本的な原因を特定し、それに対処する必要がある」と明記されました。

 そのうえで、強制労働の根絶などを含む「生活の質を改善するための条件を整えることを約束する」としています。

 アメリカと中国との対立が激化するなか、半導体などを安定的に供給する重要性も議論され、3カ国が協力して「的を絞った投資」を進め、北米地域として競争力を高めていく方針が確認されました。
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