中国「春節」の大移動、日本にも…“水際強化”すり抜ける懸念(2023年1月9日)

中国「春節」の大移動、日本にも…“水際強化”すり抜ける懸念(2023年1月9日)

中国「春節」の大移動、日本にも…“水際強化”すり抜ける懸念(2023年1月9日)

 ゼロコロナ政策が大幅に緩和された中国。来週末には“春節”に合わせた大型連休も始まります。

 利尻屋みのや・簑谷和臣社長:「これがうちの1番の利尻昆布なんですけれども、本当に取れる数も少ない。中国の方がお買い求めされる率が高い」

 コロナ前、客単価が他の国の倍以上だった中国。期待と不安が入り混じります。

 利尻屋みのや・簑谷和臣社長:「感染状況に関しては不安な部分もたくさんあります。水際対策で何とかして頂ける前提で歓迎したい。早く来てほしいのが本音」

 年明けから中国国内では山にも、リゾート地である海にも、これまでのうっぷんを晴らすかのような人です。

 9日、平日の北京。すでに大移動の兆しが見られます。多くの人でにぎわう北京駅は久しぶりの帰省や国内旅行の人々で、ごった返しています。

 北京に来た人:「故郷から息子に会うために北京に来ました」

 河北省に帰省する人:「検査も何もしなくていいから便利ですね」

 売店の店員:「封鎖の時は、ほとんど人がいませんでした。まだそれほど増えていませんが、当時よりは全然いいです」

 上海にあるディズニーランドも、とんでもない人出です。去年11月に閉鎖されていた上海ディズニー。去年12月から再開されました。すでに園内は“春節”モードです。

 来園客:「今年の春節は子どもを連れてたくさん遊びに行きます。年間パスポートを持っているので、数日間かけて全部回ります」

 こちらは受け入れ態勢万全です。空港で“中国人を歓迎する式典”が行われたのは“微笑みの国”タイです。春節の旅行の行き先ランキングでは、日本を超える人気です。横断幕には「中国とタイは家族」と記されています。

 中国人観光客:「(Q.滞在期間は?)2カ月です
。バンコクやチェンマイなどに行きます」

 コロナ前から中国人観光客への依存が高かったタイ。副首相も空港に駆け付ける力の入れようです。ある旅行サイトの調べでは、去年に比べて中国の海外旅行の予約件数は5倍以上に増えています。

 タイに次ぎ人気の日本。水際対策を強化するとしていますが、懸念もあります。

 東邦大学・小林寅てつ教授:「変異株が生じてくることもある程度、念頭に置いておかなければいけない」

 “ゼロコロナ”が大幅に緩和された中国。春節を前に、日本に手立てはあるのでしょうか。

 東邦大学・小林寅てつ教授:「すり抜けて入ってきてしまうということは、考えておかなければならない」

 日本政府も8日から水際対策を強化しています。出国前72時間以内に受けた検査での陰性証明書の提出。入国の際には、より精度が高い「抗原定量検査」やPCR検査を実施します。それでも水際をすり抜けるケースは想定しなければいけないと専門家は話します。

 東邦大学・小林寅てつ教授:「変異株が生じてくることも念頭におかなければいけない」

 一体どんな株が流行っているのか、対策を立てるためにも必要な情報が不足している状況です。

 東邦大学・小林寅てつ教授:「情報が開示されていないので(中国内の流行は)推測でオミクロン株であるとしか考えられない。どの程度、どの変異株が流行しているのか詳細に調べることも難しいし、懸念材料は残ると思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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