麻薬王の息子拘束でメキシコ混乱 組織の報復激化(2023年1月6日)
メキシコの麻薬王の息子が治安当局に拘束されたことを受けて犯罪組織による報復攻撃が激化し、市内の学校や空港が閉鎖されるなど混乱が広がっています。
CNNなどによりますと、メキシコで「麻薬王」と呼ばれたホアキン・グスマン受刑者の息子で麻薬カルテルの幹部、オビディオ・グスマン容疑者が5日、メキシコ当局に拘束されました。
組織の拠点があるメキシコ北西部の都市クリアカンでは組織と治安部隊の間で衝突が激化し、組織がトラックや車に火を放って道路を封鎖したほか、空港で空軍機や民間機を銃撃するなど混乱が続いています。
当局は学校や行政施設、空港などを閉鎖し、住民に外出しないよう呼び掛けています。
オビディオ容疑者は2019年にも当局によって拘束されましたが、組織の報復による混乱を恐れた大統領の指示で釈放されていました。
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