株377円↓ 日銀・黒田総裁「金融緩和を継続する」(2023年1月5日)
日銀の黒田東彦総裁は、全国銀行協会の新年の会合で、「インフレ動向や地政学リスク、感染症の影響などで引き続き不確実性が高い状況にある」と指摘したうえで、世界経済は減速する見通しだという認識を示しました。
黒田総裁:「海外経済の成長率は減速する見込みです。こうしたなか、我が国経済は比較的しっかりとした安定的な成長を続ける見通しです」
一方、日本経済については、新型コロナからの経済再開のタイミングの違いや、金融緩和が続いていることなどから「成長を続ける」と述べました。
先月20日に突然、事実上の利上げに踏み切った日銀。その後、日経平均株価は、年末にかけて大きく下げて、去年の取引を終えました。
今年最初の取引となった「大発会」を迎えた今月4日の終値も、年末より377円安い、2万5716円と2万6000円を割り込むなか、黒田総裁はあくまでも金融緩和を続ける姿勢を強調しました。
黒田総裁:「日本銀行としては、経済をしっかりと支え、賃金の上昇を伴う形で、物価安定の目標を持続的、安定的に実現するために、金融緩和を継続する方針です」
(「グッド!モーニング」2023年1月5日放送分より)
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